「えっ?」
唐突すぎて頭がついていかない。
言葉を失ってしまう。
過去を遡ってみるが、玲奈が嫌われていたなんて聞いたこともない。
周りにはたくさん友達がいたと思うし…。
当時は玲奈を直射することができなかったからあまりに気にしたことがなかった。
リュウの言ったことが本当なら、どうしてだろうと思う。
「玲奈ってバカ正直なんだ。相手が傷つくことを平気で言っちゃうとこがあるからさ。それでだんだん友達がいなくなってさ。今の学校で玲奈と一緒にいるのは僕くらい」
「あなたはどうして玲奈と一緒にいるの?奴隷だから?」
そう質問するとリュウは食べ終えた包み紙を綺麗に折っていた。
そこからすでに性格が伺える。きっと彼は間違ったことが嫌いなのだろう。
「奴隷…ね。まぁそれも理由のひとつかな。でも一番の理由は、玲奈のことが好きだからだよ」
真剣な瞳でこう言ったリュウがどこかかっこよく見える。


