部屋に入るなり淳君が言った。 「ここ…何?」 「生徒会室」 淳君が答えた。 「やっぱり…僕の読み通りだね…」 仁君はそう言うとテーブルの上に両手を組んだ。 さっきから何を話してるのかサッパリ聞き取れない。