ある日俺は動物病院に連れて行かれた。 くそっこれだけは避けたかったのに・・・ 動物は保険がきかねぇから高いんだよ。 俺に回すくらいなら、誠一と愛しい人が食事にでも行ってくれればいいのに。 この十年、この親子は本当に慎ましい生活をしていた。 誠一は俺の教育のおかげか、ママをよく手伝うし。 ママは今じゃ家計のやりくりの天才だし。 ま、二人とも俺の愛してる人だから、当たり前だよな。 なんか、眠いな。 家に帰る頃に、愛しい人が泣いていた。 君を、また悲しませたのか? 俺は・・・・