「お願いします・・」 「婚姻届けですね~!!おめでとうございます、では、少々お待ち下さいねっ」 「はいっ」 私は來人と、役所の椅子に座った。 「とうとう出しちゃったねっ」 「ああ」 「なんかドキドキ・・・」 「これからがスタートだなっ・・・こいつと、俺と柚姫の・・・」 「そうだねぇ・・・」 そして、時間が過ぎ・・名前を呼ばれた。 「池原さーん!!」 私達は2人で、窓口まで足を運んだ。