長く暗い真っ直ぐな、道。 それなのに、アメシスは通ったことがあるような確かさで、歩を進めていった。 多分自分が淡く輝いているせいなんだろう。 それで、歩くべき道が見えるのだ。 アメシスが振り返った。 「何?」 「階段」 左手に、階段が見える。 「覚悟はいい?」 アメシスは言った。 オレは手の中に、赤い石を呼び出した。 手の中に、粒の感触。 アメシスが振り返って、オレの手を開いた。 「誰かをヒーリングする気?」 そこには紫色の塊があった。