雪「姉貴の部屋に「ヤだ」…。」


雪「姉貴の「ヤだ」



…雪夜…ごめんね…


でもっ…



でも…っ




こんな奴らを(つーか健だけ)部屋に入れたくないの!



健「何で俺だけ!?」



「……あ。ごめん。また口に出しちゃってた?」



健「おぅよ…。で、なんで俺はダメなんだー!?」



「…ただでさえお兄達が来てて五月蠅いってのに健まで入ったら………







あぁ恐ろしい。」



わざとらしく身震いする。


健「何が恐ろしいんだよ…」


「え。なんか、全てが。」


健「全て…」


「うん。全て。」


竜「…どーでもいいから早く行こうぜー」



…ここで竜兄でてきちゃうか。そーかそーか。



竜「なァ~。俺もう帰りたいんだよォ。早くしろっての~」


「るさい。我が儘め。お前は子供か。」


竜「我が儘じゃねーよ。ちょっとやりたい事をすぐ口にしちゃうんだよ。

…そういやァ高校生って子供に入るのか?子供って何歳までだァ?」



…確かに…。


あれ…?子供って何歳まで?

20歳で成人だけど~…



「んー…高校生はぁ~…青少年とか?」


竜「青少年……何かイヤだな~。」


「イヤとか言うな。」