そこには、一年半前と全く変わらない笑顔で、俺を呼ぶ愛しい奴の姿が。 「来ちゃった!!」 「こんな場所まで来て・・・そんなに俺から離れられないのか??ニヤ」 「はいっ!!」 実来は、俺の場所まで来て言った。 「先生と一緒に居たいから、すっごく勉強したんですからね」 「ああ。お帰り」 「ただいまっ」 俺は、実来を強く抱き締めた。 そして、キスを交わした。 【完】