俺様のカゴの中

その日、雷さんが帰りに先生に聞いてくれた。



あたしがいつ退院できるかって。



「3、4日だとよ」

「もうヤダ…。大晦日に間に合わない…」

「まぁ仕方ねぇだろ。帰ってよくなんねぇよりマシ」



電話はOKの病室で雷さんの声を聞いてると切なくなってくる…。



帰りたくて泣きそう…。



結局あたしは雷さんを困らせる存在でしかない。



「元旦からはしばらく休みだから家でゆっくりできんじゃねぇか?」

「うん…」

「散々な年末になっちまったな…」

「ごめん…なさい…」

「そういう意味じゃねぇよ。俺が悪かったんだしな」



雷さんは悪くないもん…。



結婚してからもお荷物になるなんて本当に最悪…。



あたしと結婚したこと、後悔してないのかな…。



「もう寝る…」

「ゆっくり休め。な?」

「おやすみなさい…」



雷さんは仕事、あたしは病院。



もうヤダ!!



頭から布団をかぶって少し泣いた。