俺様のカゴの中

午前中で絶叫系を制覇させられたあたしはヘトヘト。



雷さんは余裕で隣を歩いてる。



「お化け屋敷行くか?」

「怖いの…?」

「入ってみなきゃわかんねぇな」

「ヤダ。怖いの来たら泣くから…」

「ガキが」



ガキって言われるのは嬉しくない!!



なので行くことにした。



暗くて怖くて、雷さんの腕にギュッとしがみつく。



「度胸あんのな、留宇って」

「ないのに!!雷さんが無理矢理っ!?んぬぁわっ!!」

「くくっ…ビビりすぎ」



この人に怖いモノなんてないんじゃない!?



お化け屋敷では雷さんの腕を離せなかった。



もう遊園地に来ない…。



「意外に楽しいな、遊園地」

「もう絶対来ないので」

「じゃあ最後にアレ乗るか。留宇が好きそうなヤツ」



アレは…観覧車!!



急にテンションが上がって雷さんを引っ張って乗った。



徐々に高いとこに上がっていくゴンドラ。



「あたしって実は高いとこダメなのかも…」

「じゃあ目ぇ瞑っとけ。すぐ着くから」



言われた通り目を閉じた。