「斎藤先輩!…ちょっと、いいですか?」 「お?いいよ?」 「じゃあ…宮崎さんと野田先輩は待っててください!」 「は、はい…」 私と斎藤先輩は病室から出た。 「どした?」 「あの…試合の日…私…野田先輩と一緒にいたいんです…」 「うん、一緒にいたらいいんじゃない?」 う… それを言われると……