懐かしい体育祭の時のことを思い出したせいで、 私はドキドキしていた。 あの学ラン姿…また見たいなぁ、なんて思っちゃうんだ。 沖縄の空は、あの体育祭の日の空と同じように澄み切っていて、小さな雲が浮かんでいた。 お腹の減り具合と太陽の位置で、 昼ごはんの時間だと判断した先生。 「きっと、今は12時ちょうどだな!飯行くか!」 水着の上にTシャツを着て、自転車で一番美味しい食堂へ向かう。 濡れたお尻が変な感触で、お尻を浮かせて自転車をこいだ。