ようやく日焼け止めを塗り終えた私と先生は、迎えにきたシュノーケリングのコーチの軽トラックに乗り込む。 港につくと、小さな船に乗り換え、そこから隣の島へ移動した。 水しぶきが顔にかかるのがとても気持ち良くて、 その気持ち良さそうな先生の顔もかわいい。 なびく髪と細める目。 隣の島は、少しだけ都会的な香りがした。 「あと10分でまた船に乗りますので、おみやげとか買う人は買ってください。」 私は、この旅でたくさんのおみやげを買う予定。 先生に笑われたけど、おみやげリストまで作ったんだ。