* 目が闇に慣れるまで多少の時間がかかったが、沖田の目には既にスヤスヤと眠りにつく平山を捉えていた。 平山の隣には、屏風を間に置き同じく眠りにつく芹沢とお梅の息遣いが聞き取れた。 まずは、平山からだ。 と、入って来た時から抜いていた刀を持ち替えて、頭上へと持ち上げた。 刃を一気に振り落とし、ドスっと鈍い音と共に「う゛っ」と呻き声がしたが、見事平山はその一撃で命を絶った。 次は、芹沢だ。 沖田は土方を見る。 土方はクイッと顎で芹沢を指す。 いよいよだ――――――― .