大坂力士との乱闘事件は、力士側に数十名の負傷者と一名の死亡者。


身分浪士組では、永倉と野口が八角棒を受け腕を負傷。


そして、沖田の身代わりとなった矢央が頭を負傷した。




手当てをしなければならない者がいたため、その日は住吉屋に泊り翌日、近藤らが待つ京屋へと戻った浪士組。


京屋へ戻ってからは、また大変で芹沢から事の詳細を聞いた近藤が大坂町奉行所へ顛末書を提出した。


たかが喧嘩が事件となり、死亡者や負傷者まで出る大事になってしまい、さすがに温厚な近藤も激怒した。



その後、何とか和解出来た壬生浪士組と大坂力士達。


京に立ち寄る際は、壬生浪士組が相撲興行に立ち会うこととなる。



この一件は、これにて解決したかのようにみえたが、後に壬生浪士組にとっても矢央にとっても、大きく変わる出来事となる。





.