「よくも我の心臓の一部を食ろうたな。汝の体を乗っ取ってこれからが世界の破滅を楽しもうと思うていたのに・・・。
なんだ・・・何もしてこないのか?生贄は新鮮ではなかったのか。ふふふ・・・」


マリアと称される神がそんな嫌味を発した後だった。


「アル・・・ラ・・・イオ・・・プラ・・ジェ・・・皆の気が私の手に集まる、私の心に皆の心が集まる。この温かさはナオの魂。
ナオは私と契約した。
ナオと私。千代はナオを愛しています。千代は皆を愛しています。
ジェ・・・プラ・・・イ・・オ・・・ラ・・・・ナオ・・・リラ・・ル・・チヨ・・・」


ピカッ!!!!!!!


世界はまばゆい光に包まれた・・・。