汚れた街の汚れなき天使




あ……。






近寄るその影。


皺はあるものの……その面影は間違いなく……。





「お……母……さん??」




時間が止まった。




「まりあ?まりあなの??」




その瞳が見据えるのは首に架けられたネックレス。





俺達が動けないでいると、女性はその場で泣き崩れた。