『その予感大正解やで!!』


突然、修二と亮の背後から声がした。


二人は背後を勢いよく振り返った。


そこには、木にもたれて立っている深く帽子を被った男がいた。


『何だお前は?』


亮は深く帽子を被った男を睨んだ。


『そんな怖い顔をしんときーな。俺は敵ちゃうで』


深く帽子を被った男はそう言って、両手を上げ無抵抗をアピールした。


『大正解ってどういう事なんだ?』


修二は深く帽子を被った男に尋ねた。


『あー、そうそう。あの建物の周りには地雷が仕掛けられてるんやわ』


深く帽子を被った男がそう言うと、修二は驚きを見せた。