『知るか!!』


銀髪のホスト風の男はサバイバルナイフを振り回し、髪の毛の逆立った男に切りかかった。


しかし、髪の毛の逆立った男は軽々と銀髪のホスト風の男が振り回すサバイバルナイフをかわした。


『くっ…当たらない』


銀髪のホスト風の男は悔しがった。


『ただ振り回せば良いってもんじゃないぜ』


髪の毛の逆立った男はそう言いながら、銀髪のホスト風の男のサバイバルナイフを持つ右腕を掴み、一本背負いで投げ飛ばした。


『がはっ…』


銀髪のホスト風の男は地面に投げつけられた。


『武器の扱いが素人なんだよ。宝の持ち腐れだ』


髪の毛の逆立った男は吐き捨てるように告げた。