『ぎ、銀行強盗!?』
女子高生は驚いた。
『あ、バカ!!声が大きいよ!!しーっ!!』
青年は、驚き声をあげた女子高生の口を右手でとっさに塞いだ。
そして誰にも聞かれていないかどうかを、辺りをキョロキョロ見回して確認した。
『ちょ、ちょっと銀行強盗って…ホントに!?』
女子高生は慌てふためきながら小声で尋ねた。
『もちろんさ。やりたい事をやるのにもお金は必要だからさ』
青年は得意げにそう言って、ポケットから拳銃を取り出した。
『け、拳銃…』
女子高生は青年が取り出した拳銃を見て唖然とした。
『大丈夫。これ、偽物だから安心しなよ』
青年は拳銃を指差して告げた。


