『行くか…杏菜…』
四季神時也は杏菜の手を引っ張り、指令室から出ようとした。
『終わり?終わりはFEEDじゃなくて希来夢のほうよ』
指令室を出ようとしていた四季神時也の耳に橘玲子の声が聞こえてきた。
四季神時也は背後を勢いよく振り返った。
すると、拳銃で撃たれたハズの橘玲子がゆっくりと起き上がり、立ち上がったのだった。
『なっ!!』
杏菜は驚いた。
『あたしを殺したつもりだった?』
橘玲子はそう言って、自らが着ている黒いジャケットのチャックを開けてみせた。
『防弾ベストかいな…』
四季神時也は悔しそうに呟いた。


