そして黒い椅子に座っていた人物はゆっくりと四季神時也たちのほうに顔を向けた。
『えっ…嘘…』
杏菜は驚きのあまり言葉を失くした。
『嘘ちゃうで…これが真実や。何度も言うけど、奴が…FEEDの総司令官で希来夢抹殺の首謀者…そう、橘玲子や!!』
四季神時也がそう言って拳銃を向ける先には、黒ずくめの格好をしている橘玲子がいた。
『時也…』
橘玲子はボソッと呟いた。
『玲子さんが…FEEDの総司令官だなんて…』
杏菜は信じられない様子でいた。
『杏菜の驚きも仕方ないよなぁ…でも、これが現実やで』
四季神時也は橘玲子に銃口を向けながら告げた。


