アライブ



『隠れてる奴って…だから一体どういう事なの?』


杏菜はずっと白い壁を叩いている四季神時也に呆れながら尋ねた。


『どういうこと言われてもな…。地上から長い長い階段を下りて来た割には、通路に比べてこの白い部屋は天井が低ないか?』


四季神時也は逆に杏菜に疑問を投げ掛けた。


『うーん。確かに低いけど…でもそれが何?天井が低い部屋の作りなだけでしょ?』


杏菜は考え込みながら答えた。


『そう、天井が低い部屋の作りなだけやけど…何故に天井を低くする必要がある?』


四季神時也は質問をしながらも白い壁をトントンと叩き続けていた。