『しかも、何にもないただの真っ白な部屋だし…ここにいても意味ないね。違う場所に行こうか?』
杏菜がそう言葉を投げ掛けながら四季神時也をふと見ると、四季神時也は白い部屋の白い壁を握り拳でトントンと叩いていた。
『時也?』
杏菜は四季神時也の行動を不思議に思った。
四季神時也はただひたすら白い部屋の白い壁をトントン叩いては、少しずつ横にずれてまた白い壁をトントン叩いた。
『何をしてるの?時也』
杏菜は不思議に思いながら白い壁をトントン叩く四季神時也に歩み寄った。
『何って…かくれんぼやって…。俺らは鬼やから隠れてる奴を見つけないと…』
四季神時也はそうた言いながらもトントンと、白い壁を叩いた。


