その頃武器庫では…


『さてと…じゃあ、そろそろ再起動計画を始動と行きますか…』


四季神時也はそう言って、腰掛けていた弾薬箱から立ち上がった。


『行くか、杏菜』


四季神時也は杏菜の手を引いた。


『うん』


杏菜は笑顔で頷いた。


『ここの事は任せたしな、翔』


四季神時也は上山翔に頼んだ。


『ああ、ここは任せておけ。そっちの事はうまくやれよ』


上山翔は力強く告げた。


『おう、大丈夫や』


四季神時也は笑顔で告げて、杏菜と共に武器庫を出て行った。


『再起動計画の始動か…』


水無月あおいは考えながら呟いた。