アライブ



『そしていつしか俺は衝撃を受けたわ。希来夢の過去を追っていた自分が調べる中で、まさか自分が付き合いだした女があの霧雨幻十郎の子孫だと言うことに。もうこれは運命としか言えん。これをキッカケに、はかなく散った希来夢の夢のリスタートを決断したんや。しかし、その希来夢の夢のリスタートにはピースが必要や。そのピースを集めるために俺は政府を利用したんや。同じころに政府が星徒・希来夢について調査を進めてることを知ってな』


四季神時也は不敵な笑みを浮かべながら話した。


修二は戸惑いを浮かべながら四季神時也の話しをただ静かに聞いていた。


その隣では橘玲子が心配そうに修二を見つめていた。