『大人しく俺たちの仲間になっていれば死ぬこともなかったのに…自業自得だな…』
腕を組みながら上山翔は冷たく言い放った。
『仲間が殺されて希来夢の血に火がついたんじゃない?これで修二も政府に復讐しなきゃでしょ?』
水無月あおいは拳を握る修二に尋ねた。
『復讐はしない…』
修二は拳を握りしめながら小さく呟いた。
『はあ?仲間が殺されたって言うのにまだそんなこと言ってるんかいな?やれやれやな』
四季神時也は飽きれた表情を見せた。
『政府に復讐したって…何も変わらないよ。こんなこと…こんな希来夢と政府の争いなんて…何の意味も持たない!!』
修二は自分の思いをぶつけた。


