数時間後、修二と橘玲子は武器庫へとたどり着いた。
そして二人は武器庫の中へと入った。
『なんや。やーぱり、気が変わったんやなぁ』
武器庫の中へと入ってきた修二に、四季神時也が声をかけてきた。
弾薬が詰まった木箱が山のように積まれているその前に四季神時也はいた。
そして四季神時也の周りには上山翔、水無月あおい、相沢誠也、そして四季神時也側に寝返った犯罪者たち数人がいた。
『時也の言った通りだな、本当に修二が戻ってきた』
上山翔はそう言って不敵な笑みを見せた。
『修二の中に流れる希来夢のリーダーの血が騒いだから戻って来たんやろ?』
四季神時也はそう言って笑顔で修二に尋ねた。


