『フフフ、お前ら希来夢が生きてこの島から出られる訳ないだろ。お前たち希来夢はこの島が墓場になるのだからな』
警察官がそう告げると、警察官の背後にいたFEEDたちも一斉に銃口を修二たちに向けた。
『俺たちを今殺せば、時也たちの居場所はわからないぞ。それでも良いのか?』
修二は交渉を持ちかけた。
『ふん、さんざん知らないと言ってたくせに…命ごいのためなら同じ希来夢の仲間を売るのか?哀れなやつだ。まあ…お前たちに教えて貰わなくても、自分たちで居場所を捜すよ。奴らのはめてる指輪で大体の居場所はわかるからな』
警察官はそう言って、拳銃の引き金に指をかけた。


