『えっ…』


修二は目を丸くした。


茶髪の髪の長い女性は修二を睨みつけながら拳銃をただ修二に向けていた。


修二は唾を飲み込み、両手をゆっくりと挙げた。


『あの…もしかして君が俺を助けてくれたの?』


修二は恐る恐る尋ねた。


茶髪の髪の長い女性は構えていた拳銃をスッと下ろした。


そして茶髪の髪の長い女性は、修二を無視するかのように背を向け、洞穴へと入って行った。


『あの…』


修二はそんな茶髪の髪の長い女性を追いかけた。


修二も洞穴へと入った。


洞穴の中で茶髪の髪の長い女性は地面に座り込んでいた。