アライブ



『裕太?ああ…子供の名前かいな。あーあ、裕太くん無事やとええけどなぁ…でも、もう政府によって消されてるかもなぁ…』


四季神時也が冗談めかした感じでそう言うと、亮が四季神時也の胸倉を掴んだ。


『てめぇ!!』


四季神時也の胸倉を掴みながら亮は声を荒げた。


『なんや、消されてるなんて…冗談やないか。本気にすんなや。すまんすまん』


四季神時也はヘラヘラ笑いながら謝った。


『言って良い冗談と悪い冗談があるんだよ!!』


亮は怒りに任せて四季神時也の顔をぶん殴った。


ぶん殴られた四季神時也は、ふらつき床に倒れ込んだ。