アライブ



『それが霧雨幻十郎の血を引く者の言葉か?情けないやっちゃな…はぁ…』


四季神時也はそう言って、深くため息をついた。


『我々の、世界を無に帰し新しい世界を作る“再起動計画”に怖じけついたのか?霧雨幻十郎の血を引いてるくせに、とんだ期待違いな奴だな』


上山翔も呆れた表情を見せた。


『まあ、いいや。好きなようにしたら良いさ。FEEDらにまた捕まらずに、この島から出れること祈っといたるわ』


四季神時也はあっさりと告げた。


『ああ…』


修二は一言だけ告げ武器庫から出て行った。


『ちょ、修二!!』


橘玲子は出て行った修二に慌てて声をかけた。