修二たちも恐る恐るロープを伝って谷底へと降り立った。
谷底には、まるっきり似つかわしくない銀色の箱型の建物が存在した。
『まさかこれって…』
修二はふと閃いた。
『そう、この建物こそが武器庫だ』
上山翔はそう言って、銀色の箱型の建物の扉を開いた。
そして上山翔が建物に入ると、続くように四季神時也も建物に入り、修二たちも恐る恐る建物に入った。
建物の中には様々な武器と数人の人がいた。
『あ、時也!!』
赤い髪の毛をした女性が四季神時也に気づき近寄ってきた。
『あおい。よく、翔と二人でこの武器庫を見つけ占領したな。さすがや』
四季神時也は赤い髪の毛をした女性・水無月あおいを褒めた。


