『よっと!!』
太い枝に座っていた一人の男が、太い枝から飛び降りた。
『しょ…翔!!上山翔!!』
相沢誠也は太い枝から飛び降りた男を見て驚きをあらわにした。
『よっ、誠也。お前も無事で良かったな』
太い枝から飛び降りた男=上山翔は笑顔で相沢誠也に声をかけた。
『お前、生きていたのか?てっきり黒ずくめたちに…』
相沢誠也は信じられない様子で告げた。
『ああ?何度も言うが、俺は元自衛官だぜ。あんな死線、何度も乗り越えてるよ。朝メシ前だ』
上山翔は自慢げに告げた。
『おい、翔。ギリギリやないか。もうちょい遅かったら、俺ら死んでたでホンマに』
相沢誠也と会話する上山翔に、四季神時也が声をかけた。


