『でも、お前らが言うテロリストである希来夢がいたのは150年前の話だろ?それなのに何故今まだこの島にFEEDがいるんだ?』
相沢誠也は疑問を口にした。
『わからないか?我々、FEEDがここにいると言う事は…テロリストがここにいると言う事だ』
如月純一はそう言って、修二たちをじっと見た。
『テロリストがここにいるって…どう言う事だ?』
亮は唾を飲み込み尋ねた。
『あの希来夢抹殺計画から150年経った今、調査を進めていた中で希来夢の生き残りがいる事がわかった。そう…あの抹殺計画の最中、難を逃れた希来夢たちが存在していたのだ』
如月純一がそう告げると、修二たちは目を丸くした。


