『どこまで続いているんだ…』


修二はただただ先に進み、15分ほど突き進むと、ようやく底へとたどり着いた。


底はさっきまでとは違い、4畳ほどの少し広い空間だった。


しかし、辺りの地面や天井には所々に氷柱や氷筍が出来ていた。


まるでそこは透き通る氷たちが、ライトの光りで幻想的な姿に生みだされた空間だった。


底に降り立った修二たちはあまりの世界に目を丸くして驚いた。


『すごい…』


亮は幻想的な景色に感動した。


『お、おい…あの真ん中のやつは一体…』


相沢誠也は空間の中央の地面に突き刺さっているミサイルのようなものを指差した。