『知り合いというか、ちょっと顔見知りで…』


修二はそう言いながら、相沢誠也の顔を見た。


『確かに俺が撃った銃弾がお前の心臓に当たったハズだったんだが…まさか生きていたとはな…』


相沢誠也はそう言って、修二の方を見た。


『このペンダントがあったお陰で助かったんだ』


修二はそう言いながら、ひしゃげたペンダントを見せた。


『運の良いやつだな…』


相沢誠也はそう言って鼻で笑った。


『修二を殺そうとしたって本当なんだな?』


亮はそう尋ねながら相沢誠也のこめかみに拳銃の先を当てた。


『ああ、本当さ…俺はアイツを拳銃で撃ったんだ』


相沢誠也がそう言うと、亮は拳銃の引き金を引こうとした。