『公太!!』


亮は倒れた公太に歩みより、公太の体を揺すった。


その亮の声に反応し、修二や四季神時也、橘怜子も公太に駆け寄った。


『どうしたんですか?』


修二は様子がわからず亮に尋ねた。


『公太が突然倒れて…』


亮は心配そうに修二に告げた。


『ま、まさか…公太!!しっかりして!!公太!!!』


橘怜子は公太の体を揺すりながら、激しく叫んだ。


『怜子?』


あまりにも激しく叫ぶ橘怜子に修二は戸惑いを浮かべた。


『突然どないしたんや?』


四季神時也は不思議そうに公太を見つめた。