『鍾乳洞?』


相沢誠也は鍾乳洞の中を覗きこんだ。


『さてと…鬼が出るか蛇が出るか…行ってみますか』


上山翔はそう言いながら拳銃に銃弾を詰めた。


『居たぞ!!』


二人が会話を交わしていると、鍾乳洞の上から黒ずくめの男たちが現れた。


『ちっ…しつこい奴らだ!!』


相沢誠也は舌打ちをした。


ズキューン!!


黒ずくめの男たちは相沢誠也と上山翔に向かって拳銃を発砲した。


『邪魔だ!!』


上山翔も拳銃を発砲し、銃弾が黒ずくめの男を射止めた。


撃たれた黒ずくめの男は鍾乳洞の上から落ちた。