それを見た修二も、恐る恐る銀髪のホスト風の男に拳銃を向けた。


『くっ…』


そんな修二の手は震えていた。


『ふふふ…そんなに震える手じゃ、まともに弾が命中なんてしないぜ』


銀髪のホスト風の男はそう言って、修二を嘲笑った。


『もう一度言う。同盟を組もう』


銀髪のホスト風の男はそう言って、ゆっくりと修二に歩み寄った。


『く、来るなぁ!!』


修二は震える手で引き金を弾いた。


ズキューン!!


修二が発砲した銃弾は、銀髪のホスト風の男の右頬をかすめた。


銀髪のホスト風の男の右頬から血が垂れた。


『あっ!!』


修二は青ざめた。