『どうだ?俺と手を組んでみないか?最終的に残った一人が、“自由”を手にする事が出来るルールだから…最終的に俺はお前を殺す事になるだろうが、それまでは同志として手を組まないか?この先、もし敵と出会ったとしても一人より二人のが敵を倒しやすいからな』
銀髪のホスト風の男はそう言って不敵な笑みを見せた。
『俺は…』
修二はうつむきながら力強く拳銃を握り締めた。
『いつ殺されるかもわからない奴と行動なんてしたくないのは分かるが…約束するよ。お前には最後の一人になるまで絶対に手を出さない。一人より二人のがお前も良いだろ?今だけ同盟を組もう。もしここでお前が断ると言うのなら、俺は今すぐお前を撃つが…』
銀髪のホスト風の男はそう言って、拳銃を修二に向けた。


