『殺さなくてはならないんだが…君たちもまだ生きたいだろ?生きてこの島から出たいだろ?』
警察官の一人が3人に尋ねた。
『一体何が…何が言いたいんだ?』
亮は警察官を睨みつけながら尋ねた。
『ふふふ…君たちと同じようにもうまもなく、この管理施設にたどり着こうとしている者がいる。つまりだな、君たちが私たちに代わってその者たちを殺してくれれば、君たちがここに来たことはなかったことにしよう。どうだね?』
警察官の一人がそう言うと、亮は修二を見た。
『つまり俺達に、ここでお前らに殺されるか…自分の命欲しさに人の命を奪うか、どちらか一つを選べと?』
修二が警察官に尋ねると、警察官は不敵な笑みを見せた。


