『お前ら!!』
修二は拳を握りしめ、警察官に殴り掛かろうとした。
すると、周りの警察官たちが拳銃を修二に向けた。
『くっ…』
それを見た修二は殴り掛かるのを止めた。
『私たちは君たちを殺したりはしない、なぜならサバイバルの楽しみが減ってしまうからね。だが、私たちも自分たちが危ない目に合いそうなら君たちを殺す。つまり、正当防衛としてね。だから、まだ命が欲しければ私たちに手を出さない事だな』
警察官の一人はそう言って修二に忠告した。
『ふざけやがって…』
修二は唇を強く噛んだ。
『ふふ…君たちみたいなゴミも命は惜しいんだね』
警察官たちはそう言って笑った。
