『ここは…そう、お前たちが1番最初にいた“白い部屋”で、この建物自体はお前たちを監視する管理施設だ』


警察官の一人が3人に告げた。


『管理施設?』


修二は驚きを見せた。


『この管理施設で、島内に仕掛けられている監視カメラとお前たちの指にはめられている指輪で、お前たちを監視している』


警察官の一人はそう言って不敵な笑みを見せた。


『お前たちはずっと俺たちの殺し合いをここで見てたって事か…?』


亮は警察官を睨みつけながら尋ねた。


『その通りだよ、葉山亮くん。君が撃たれて死にそうになっている所もちゃんと見ていたよ』


警察官の一人がそう告げると、亮は拳を強く握りしめた。