ファウンティンに捧ぐ歌


先生が入って来た。

そして、先生の後ろにいるのが、恐らく転校生。



ん?

何処かで会ったような、そんな気がする。

いつ頃?
何処で?



……思い出せない……。



「なんだ、国立」

先生の声で、私は我に返った。