「ルカー、ちゃんと口周り気をつけて食べなさい。」



「はぁい!」



返事をしつつすでに口汚れてるよちびっ子。



私は自分が頼んだタルトに舌鼓しつつ



「龍太郎、さっきの話がなんだって?」



龍太郎が言おうとしていることに話を戻した。



「勇将さんのこーと!」



「何、先輩のことで話してたっけかな?」



私が言うと龍太郎が溜息をつく。



「お前さ、少なからず勇将さんが俺や日和と感じてる感情と違うんだろ?」



「ん?…んー、まぁ。」



そうなんだけど、だから何?