その後、私達は自然に一つとなった。



私は勇将先輩の温もり全部を忘れないように受け止めた。



初めては思った以上に痛くて、きっと勇将先輩を困らせただろうと思う。



だけど、勇将先輩は私を世界で一番の宝物のように、優しく扱ってくれて。



痛み以上に、先輩から感じる体温が安心できた。



私、絶対勇将先輩の温もりを忘れません。



私達の早過ぎる時間はその瞬間だけ、永遠のように止まって感じた。



先輩、大好き……。