季節は3月。



勇将先輩達3年生は卒業して私達ももうすぐ春休みに入る。



私が日本にいる時間はもうあと僅か。



私は毎日を沢山の仲間に囲まれて過ごした。



今までに、こんなに楽しかったことはないくらい。



私は、宝物のような時間を過ごすことが出来た。



そして、時間はあっという間に過ぎて、私が留学するまであと一週間になった。



陸人先輩は一足先に夢に向かって走り出した。



凜は淋しそうだったけど、今まで以上に笑っていようと言っていた。