「発情って…凜みたいにスタイル良くないからそれはないし。」



私が言い切ると、龍太郎はスケベな顔で笑う。



「事実、篠原見て陸人さん発情しちゃって今頃二人…。」



「やめぇや！それ以上ゆうたらシバくだけじゃ済まさんで。」



勇将先輩は全力で龍太郎の口を塞いだ。



「確かに篠原さん、破廉恥ナースだったよね。」



日和が引き攣った顔で笑った。



「凛ちゃんが破廉恥ナースなら、気良はお色気シスターやん。」



勇将先輩は深い溜息。



「勇将さん、ケダモノからは俺が守っときますから心配しないで！」



龍太郎が笑顔で言うと勇将先輩は敬礼した。