「勇将先輩は汚くなんかないっす。」



私は勇将先輩に自分の素直な気持ちを言う。



「勇将先輩は…私の大事な人っす。過去なんて関係ないっす。そうでしょ?」



「せやな…ありがとう。」



勇将先輩は私を暖かく包んだ。



「今日は、ぎゅってしたまま寝てもええか?」



勇将先輩の低く甘い声が私の頭上から響いた。



「はい。」



私達は抱き合ったまま眠りについた。



勇将先輩のシャンプーの香りがなんだかとても安心できた。