私が勇将先輩の部屋に戻ると先輩はドアに鍵をかけた。



「ほんまに、邪魔されたくないなら最初から閉めればよかったやん。」



勇将先輩が微笑みながらベットに腰掛ける。



私は今までそんなに緊張してなかったはずなのに急に緊張してきた。



「気良?つっ立ってないで座ればええやん。」



私は熱くなる顔を冷静に保ちながら勇将先輩の横に恐る恐る座る。



ほんの何分か前になんか私変な気持ちになってたし…。



雅史が来てくれて助かったけど。